踊るうどん永木の現状について

踊るうどん永木

※ この記事は旧ブログ 2021年2月16日の記事の転載となっております。

大変ご無沙汰しております。
踊るうどん永木三代目大将でございます。

かなり長期に渡って沈黙をしてきましたことを先ずはお詫びいたします。
昨年からこれまでの1年程ですが、本当にいろいろとありまして、というかあり過ぎました。とりあえず、ではありますが、身辺状況もようやく少し落ち着いたということで、いったん色々とご報告をしたいと思います。

とりあえず、踊るうどん永木について、それから椿のお店について、現状を極力客観的に事実を羅列するというかたちでのご報告とさせていただきます。
その後で私的なことを含め若干記述していこうと思います。

お店について

まず、踊るうどんの椿参道のお店について、というか、「踊るうどん永木」と「踊るうどん椿参道」の関係について整理しておきます。
三津の「踊るうどん永木」は2020年3月いっぱいで閉店しております。
「踊るうどん椿参道」に関しましては、踊るうどん永木が移転したものではなく、別の経営者による別のお店です。
私は踊るうどんの麺職人育成、また出汁などのノウハウをすべて提供する、という契約でお店に協力するという立場でした。

次に、現在に至るまでの状況と現状は以下の通りです。

昨秋に私が本格的に腰を痛めたことで、現場に立つことが困難となったため、昨年中に店舗作業を離れております。
この私の事情を含めていろいろありまして、手打ち麺を提供するための職人が不足するだろうという事態に対し、運営会社側は当面の職人育成維持を断念することを決定。
従いまして、踊るうどんの麺職人育成がミッションであった私の仕事がなくなり、かつ現場仕事を行うことも困難なので、当初予定(2021年3月まで)を早めて契約を終了することとしました。

そういうわけで、今現在は踊るうどん椿参道には、いわゆる「踊るうどん」を打つことができる職人はおりません。

こうして、いわゆる「踊るうどん」麺の提供を終了せざるを得ないことになりましたが、お客様には「ご注文前に」かならず麺が変わったことをお知らせするように、そうでないと、いわゆる「踊るうどん」を期待して来られたお客さまを欺くことになるよ、というお願いはしておりましたので、そのようになっているものと思います。

出汁に関しては、店舗に残したレシピどおりに現場がオペレーションしているならば踊るうどん永木と同等の出汁が提供されているはずです。

その他の提供物の仕込みに関してましては、基本的に踊るうどん永木の仕込みではなく、椿のお店独自のものが多いですので、ここでは触れる必要がないでしょう。

一応、この先にまた「踊るうどん」の麺職人を育成する準備ができたら、その時にはご相談ください、のような形で伝えてはおります。

以上が現状のご報告となります。

ただ、昨年末あたりから、お店から私への情報は一切入ってきていない状況で、完全な部外者になっているようですので、今現在誰がどのようなメニューを提供しているのかは私は一切把握しておりません。
したがって、「踊るうどん永木」、つまり私三代目大将、あともちろん初代大将も、現在は一切関わっていないという状況です。

ということで、往年の踊るうどん永木ファンの皆様には本当に申し訳ないのですが、現状でいわゆる「踊るうどん」を食べられる場所は無くなってしまっております。

大阪梅田にある「踊るうどん」はまあ全く無関係ですが、椿参道の方に関しては、出汁は踊るうどん永木のものと同じだと思います。が、味を変えることを実行しない限りは、ということで、それが実行されてもおそらく私の耳には入ってこないと思われます。

踊るうどん永木の出汁が好き!という方にお勧めできる店舗としましては、2020年晩夏に保免にオープンした「福丸」さんならば確実です。
こちらは二代目大将の故菅原氏、あと看板娘?のO崎さんとも深い関係のある会社がオープンしたお店で、出汁は二代目の時のレシピで作っています。つまり、同じです。一応、私も最初にチェックはさせていただき、また、最近も度々チェックを頼まれ味を見させていただいてます。麺は通常タイプのツルっとした喉越しの讃岐うどんです。
https://tabelog.com/ehime/A3801/A380101/38013474/
時間帯によっては懐かしのO崎さんに会うこともできますよ(^o^)
夜の時間帯だと確実かな??
「福丸」さんに関しましては、もし出汁の味を変えるということがあるならば、必ず私の方に相談があると思います。

大将個人について

みなさん心配してくださってます腰の具合ですが、これは割とダメです(^◇^;)。
立ちっぱなしも座りっぱなしも辛い状況ですが、まあ日常生活はなんとかそれなりに送れていますので、それで良しとしよう、といったところです(笑)

仕事については、とりあえず家族の生活がありますので、いったんコーダーとしてウェブ開発の方に戻ります。基本的にフロントのみです。
4年ほどのブランクなので、ちょっとした浦島太郎感覚を味わっていますが、いろいろと復習したり新たに勉強したりしております。
jQueryはオワコンなんか??ということでとりあえずVue.jsあたりをざざ〜っと勉強しつつ、7系のCentOSのコマンドラインを復習しつつ、そこにLAMP環境 + オレオレ証明書を発行できるようにしたローカルサーバーを立ててワードプレスの復習などをしつつ・・・案件お待ちしてます(笑)

踊るうどんの麺づくりに関してですが、当面は資金も場所もないので何もできそうにないです・・・が、場所が確保できたら手打ちうどん教室をやりたいな、と思ったり。店がないのでみんな自分で打ってください、みたいな(笑)
公民館のキッチン付きの部屋とかで出来るもんでしょうか??
場所提供もお待ちしてます(笑)

以上、長文となってしまいましたが、リアルな現状のご報告でした。
個人的にはいろいろと思うところがあるのですが、また何かやらかすことがあればご報告いたします。

踊るうどん永木につきましては初代の菅さんも私もとりあえず存在しているということで、今のところはそれ以上でもそれ以下でもないのですが・・・この先に何かが起こる可能性はゼロではない、ということです。一応、私も「踊るうどん永木の三代目」という存在であることを維持しておくべく、製麺の腕をどうにかキープしつつ、また、ブログ等はそのまま続けておこうと思っています。

今後ともよろしくお願い申しあげます。

コメント

  1. 木村研一 より:

    年に1度ほとんど永木さんのうどんを食べるために九州から来てました。もちろん温泉等はスルーです。新しい店にも今年いきましたが…
    永木さんのうどんはみんなの財産だと思います。文化財です。無くしてはなりませぬ。何らかの形で早く復活して下さい。あのレベルまで来たら個人の話ではないと思います。
    多くの人にとって、温泉や城やミカンや坊っちゃんより永木さんのうどんです。

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